理系商社マンの日常

某商社に勤務する元理系院生が、商社の実態、海外出張、就活や志望動機等について赤裸々に語ります。

面接のテクニック 質問の誘導

面接での不安事項の1つに、

「何を聞かれるかわからない」

というものがあると思います。

唐突な質問をされたらどうしよう、準備が浅い部分を突っ込まれたらどうしよう…

そんな事態を避けるためのテクニックを今回はご紹介します。

 

自分が就活生だった頃、のべ40回ほどの面接を受けてきたでしょうか。

出てくる人たちのレベルも採用担当、人事部長、役員と様々でしたが、

どの人たちにも共通して言えることがあります。

それは…

 

気になるポイントは誰でも同じ

 

ということです。

 

面接官は事前に、もしくはその場で学生の履歴書やESに目を通します。

そして、限られた時間で学生の情報を引き出して合否を判断します。

そうなると、面接官もダラダラと質問する余裕はないので、

ESで目を引く部分について質問する可能性が高い。

 

では、これを踏まえて学生がどうすべきかというと、

「あえて質問しやすい部分を残しておく」

ということです。

 

自分は理系院生でした。

そして技術系の面接の時に、しばしば「他にどんな業界を見ていますか?」

と聞かれましたが、その都度、商社も志望していることを伝えていました。

これを聞いた面接官は全員、「なぜ理系なのに商社も見ているんですか?」

と聞いてきました。

こうなると完全にこちらのペースで、事前に練り上げて準備した回答をぶつけると

大抵は「なるほどね」と納得感が得られました。

 

限られた面接の時間で

「おっ、こいつは出来るな」

と思わせるためにも、

そして不安感を払拭するためにも、

自分のアピールポイントへの誘導方法はぜひ考えてみてください。