理系商社マンの日常

某商社に勤務する元理系院生が、商社の実態、海外出張、就活や志望動機等について赤裸々に語ります。

商社と飲み会

説明会などで、学生さんから受ける質問トップ3のひとつ。

 

「飲み会って多いですか?」

 

ということで、今回は飲み会について話をしたいと思います。

 

少し前は、飲み会がこなせないと半人前扱いされ、

「商社マンは飲みを盛り上げてこそ」

と言われたものです。

自分も入社する前はほとんどお酒が飲めず、社会人になってから色々と苦労しました…

また、商社を受験する時に一番気にしていたのも飲み会の頻度や、

アルコールハラスメントの有無でした。

 

今回は、体育会系で飲みが激しいと言われがちな商社の実態を書いてみます。

 

◼️飲み会の頻度

自分が入社した頃と今ではかなり事情が変わってますが、

体感としてはかなり減ってきています。

 

昔:週3〜5回

今:週1〜3回

 

ざっくりこんなところでしょうか。

 

昔(と言ってもそれほど昔ではない)は残業が多く、

かつ相手をしていた業界も飲み好きな業界で、

接待もしくは残業後の先輩との飲みで平日の夜はほぼアルコール漬けでした。

 

それが今では、世の中の流れ的に飲みの回数自体減ってきました。

飲み会が苦手な人には、それでも辛いでしょうが…

 

少し脱線しますが、この話をすると

「自分は飲み会好きなんで大丈夫です!」

と意気込んでくる学生さんがいます。

ハッキリ言って、社会人の飲みと学生の飲みは全く別物です。

 

社会人の飲みでは、基本的には商社マンの若手は一番下っ端。

常に周りのグラスの空き具合や料理の減り具合を気にしつつ、

上司や取引先をヨイショしながら自分も酒を飲みまくる、そういう飲みです。

特に新人のうちは立ち居振る舞いについて叱られ、

夜遅くまで続く説教をありがたく聞く、というイベントが発生します。

そういう飲みである事は、理解しておいた方がいいかと思います。

 

◼️飲み会の終了時間

飲み会の頻度こそ減っていますが、特に40代以上の方々は

遅くまで飲みに行く傾向があります。

11時?12時?いえいえ、時には2時3時…

祝前日とかでもなく、なんなら月曜から2時までコースという事もしばしば。。。

当然次の日は午前中は仕事にならず、午後になってようやく頭が冴え始め、

夜になって元気になったと思いきやまた誘われて…

という事もあります。

 

当然みんながみんな遅くまで行きたがるわけではないので、

飲みに行く相手は選びたいですね。

 

◼️飲みの強要

これは昨今のコンプライアンスなどの影響で、

かなり減ってきていると思います。

しかしたま〜に一気飲みを強要されることもあり、

お酒に弱い人はアルコールを吸収する前にすぐ吐くテクニックが求められます。

 

ざっと思いつくままに書いてみました。

減りつつあるとはいえ、商社は飲みの頻度が高いです。

また、当たり前ですが基本的には配属された部署や上司・先輩にもよるので、

あくまでも参考までという感じです。

 

いずれにしても、健康には留意して働きたいものです。